人口の半分を占める女性の活躍は、今後の日本の経済力を左右する重要な要因になると言われています。政策テーマにも挙がる時代ですので、主婦が過去の経験などを活かしてIT系のフリーエンジニアなどで独立することも増えてくるでしょう。自分の能力を世の中で活かすことは意義があることで、生きがいにもつながっていきます。しかし、個人事業主として独立する場合、会社員の夫の扶養から外れることになるかどうかには注意が必要です。

旦那の給与所得に対する所得税の課税計算上、所得控除の一つである配偶者控除が使えるかどうかは税額負担を考える上で無視できない要素です。それまで専業主婦だった女性が個人事業主として仕事を始めると、配偶者控除の収入要件を満たさなくなる可能性があり、結果的に夫の税額負担は増加する可能性があります。

ぎりぎりのラインで配偶者控除が使えなくなる収入に達した場合は、家計全体を考えると不利になるケースもあり得るのです。もちろん、専業主婦が個人事業主になって収入を得ることによって、家計全体の手取り額は増えていきますが、配偶者控除が使えなくなることによる税額負担を上回る十分な収入を得ることを目標にしておくことが大切です。

もちろん、妻自身の確定申告をどのように行うか、どのぐらい稼ぐと税負担がいくらになるかも考えていく必要もあります。フリーエンジニア等のIT系の仕事で独立を考える場合は、税に関してもある程度した勉強し、家計に与える影響を試算した上で収入目標を決めていくことをおすすめします。